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道 ― 名の無い領域 [ライフレッスン]

これが道だと口で言ったからって、それは本当の道じゃないんだ。
これがタオだと名づけたって、それは本物の道じゃないんだ。
なぜって、それを道だと言ったり、名づけたりするずっと以前から
名の無い道(タオ)の領域が、はるかに広がっていたんだ。

まずはじめに、名の無い領域があった。
その名の無い領域から、天と地が生まれ、
天と地のあいだから、数知れぬ名前が生まれた。
だから天と地は、名の有るすべてのものの「母」と言える。

ところで、名の有るものには欲がくっつく、
そして、欲がくっつけば、ものの表面しか見えない。
無欲になって、はじめて、真のリアリティが見えてくる。

名の有る領域と、名の無い領域は、同じ源から出ている。
名が有ると無いの違いがあるだけなんだ。

名の有る領域の向こうに、名の無い領域が、はるかに広がっている。
明と暗のまざりあった領域が、その向こうにも、はるかに広がっている。
その向こうにも・・・
入口には、衆妙の門が立っている。
森羅万象ああらゆるもののくぐる門だ。
この神秘の門をくぐるとき、人は
本物の Life Force につながるのだ。

「タオ―老子」加島祥造著 筑摩書房より 第1章

 

そこに行く道は数限りなくあっても、最後にはただ一つに道に通じる、
とよく言いますが、このプログで紹介している本は、この一つの道につながっています。
私が好んで「気づき」という言葉を使って表しているスピリチュアルな概念を、2500年ほど前に老子はタオ(道)と言っています。
今回の「タオ―道」は老子の言葉を現代の口語に翻訳して、詩のスタイルにしたものです。


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